サラシに加えて重要な要素の一つが水温の安定です。
冬の北風は、釣場に十分なサラシを作るだけではなく、寒波を伴って水温を一気に下げてしまうことが多いです。
水温が下がるとヒラスズキの活性が一時的に落ち、釣場にベイトがいても活発な捕食行動を取らず、ルアーへの反応が著しく低下します。
「水温が低下するとヒラスズキは一時的に水温が安定した沖合の深場に移動する」という話もあります。
水温が下がったあと、低いなりに安定してくれるとヒラスズキも水温に慣れて再び活性が戻ってきます。このときはよりベイトが多い釣場や充分なサラシが広がるエリアが好釣果の条件となります。